ホントに見たんです案件。

前に働いてた町工場で。
そこの工場は相当古くて 戦後に建てられた
いくつかのボロい平屋が並んでる感じの所でした。

ある日、工場長の横に並んで歩いてる
頭のハゲた、スーツを着て、ネクタイを締めた
メガネを掛けた細身のおじさんを
見掛けました
(゜Д゜)
業者かなと思ってました。

それから、その業者のおじさんを
遠目に何回か見掛けてました。

ある夜に 工場に1人で残業してたら 平屋の工場と工場の間を歩いてく その業者のおじさん…

(´･Д･)」「もう、誰も居ないっすよ!」
と叫んでも コッチを見向きもせずに
スーーーって行ってしまいました

( ｰ̀дｰ́ )ﾁｯ！「何やねん、アイツ!!」
と思いながら その おじさんを追いかけてったら
姿が見当たらない…

まぁ、まだ専務の残ってる
離れの事務所にでも行ったか…

と思って、気にもとめず 仕事に戻り
その内忘れました♪～(´ε｀　)

それから何日か経って 事務所に用があり
行き、専務と仕事の話しをしてました。

ちなみに専務と言っても、ボクよりも若いんですが…

何気なく、専務の机の上に置いてあった
写真立てを見ると…

(゜Д゜)何故か？あの業者のおじさん…？

誰かと専務に聞いてみると…

その業者のおじさんだと思ってた人は…

先代の社長でした。

先代の社長はボクが入社する数ヶ月前に急に亡くなったとは聞いてました
だから、先代の奥さんが今は社長になったと。

会社が心配で 見回ってたのか？
どうか分かりませんが…

結構、ベタな話しなので 会社の誰にも言わずにいました。

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