本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さん!本日も・・・お疲れさまです。
僕が高校生の頃の話です・・・。
その日は、どんよりと曇っていて、いつもより薄暗い日でした。
いつもとは違う教室で授業があるとのことで、休み時間中に一人で渡り廊下を歩いていた、その時でした!
ふと、黒い手形が「バンッ!」と窓の向こうから力強く叩いたのです!
「えっ、何!?」と思い、恐る恐るその窓を覗いてみると・・・誰もいませんでした。
渡り廊下は2階にあるため、普通の人が簡単によじ登ることはできません。仮に用務員の人が窓拭きのためにやったとしてもはしごが必要だろうし、そのはしごも見当たらないのです。
何より、普通の人の手形にしては、あまりにも黒すぎるのです・・・。
当時のクラスメイト達に、渡り廊下の出来事を話しても、「お前、何言ってんの?」と返されるだけ。
先生に聞いても、「何もないよ。大丈夫か、お前?疲れていないか?」の一点張り。
しかし、私は確実に見たのです!力強く叩いたその黒い手形が、血のような赤い何かを付けながら・・・スーっと下の方に落ちていくのを・・・。
結局真偽の方は、卒業するまで謎のままです・・・。
家に帰ったらいつも一人
男性/29歳/北海道/派遣
2020-07-23 16:18