夏の夜
本部長、秘書、社員のみなさんお疲れ様です!
今から30年前、私が小学生だったときの事です。
当時今くらいの時季になると地元の祭りがあり、6月くらいから地元公民館で祭りのお囃子の練習がありました。
毎週土曜の夜6時から8時くらいまで練習して、練習が終わってからは、そのまま公民館で自分の父親や大人達は飲み会が始まり、子供達はお菓子を食べたり外で花火をするのが恒例でした。
その日も練習後花火をして遊んでいときの事です。
公民館の裏は畑や田んぼが広がっており、花火に飽きて
畑や田んぼの中を肝試し感覚でみんなで遊んでいた時、真っ暗な中、畑の脇におばあさんらしき人影を私は見つけました。
時間的には10時頃だったと思います。
そのおばあさんは腰が曲がっていて、後ろで手を組みずっとこっちを見ているように見えました。
ただ、普通と違ったのは目が赤く光っているよに見えました。
私が「あそこにおばあさんいない?」とみんなに言うと、みんなどれどれって感じで見ていました。
見えていたのは自分だけだったかも知れませんが、
本当は怖がるとこですが、こっちは10人くらいいたし、逆にテンションが上がり、今思えば罰当たりなのですが、そのおばあさんが立っているとこ目掛けてみんなで爆竹やロケット花火を投げていると、私が投げたロケット花火がそのおばあさんらしき人影の足元へ…
その瞬間、おばあさんらしき人影はフワっと消えていなくなりました。
そのおばあさんのシルエットは今だに覚えています。
確か、霊的なもので赤い色は警告や一番危険だと聞きました。
子どもながらにロケット花火を投げたり罰当たりな事したなぁと今でも反省しています(´Д`|||)
やえたみ
男性/46歳/千葉県/会社員
2020-07-23 18:15