本日の案件について
本部長、秘書おつかれさまです。
本日の案件ですが、5月のコロナ禍の頃に定食屋さんに家族4人食事に行った時のことです。
スタッフは口下手な感じのおやじが1人。お客は我々のみ。
カウンターに座って、その前の厨房にいるおやじも私たちもお互い沈黙の中、なんとなく気詰まりな感じで、注文した定食を黙々と食べていました。
すると、突然おやじがチャーハンを作り始めたのです。他にお客さんもいないのに・・・。
賄いでも作り始めたのかな?
私たちお客さんがいるのに?
と思っていると、一緒にいた中一の息子が食べ終わるのを見計らって、「足りたかい?これ食べる?」と声をかけてくれたのです。
おお、サービスだったのか!
一見の客なのに、この時期来店したことに気遣いいただいたんだなぁ。
と感心していたら、人見知りかつ少食の息子が「あ、お腹いっぱいでちょっと食べられそうにないです。」とまさかのお断り!?
内心、「えーーーーっ」と思いましたが、
おやじも「えっ、あ、そ、そう・・・」と皿を下げてしまい、私も口を挟めないままに。
気まずくなってそそくさと食べ終えて帰ってしまいました。
接客苦手な感じのおやじの精いっぱいのサービスだったかもしれないのに、せめて代わりに私が平らげるべきだったと、今だに悔いが残った気遣い案件でした。
「今日から俺は!」の父
男性/50歳/宮崎県/会社員
2020-08-04 10:01