本日の案件
本部長・秘書・リスナー社員の皆様。
お疲れ様です。
忘れられないサービス案件。
数年前の社員旅行での事でした。
50名ほどの旅行の幹事を務めさせてもらい、宴会での段取り・余興の手配など。それはもう大変な段取り日々を過しました。
旅行のメインイベントと踏んでいた初日の夜の宴会での出来事。宴会の司会と余興への出演を予定いたので、かなりテンパりながら進めておりました。
宴会も終盤に差し掛かったタイミングで余興の出番。熊本県への旅行だったので当時まだ駆け出し時代のくまモンを演じて、今までにない大盛り上がりを見せて余興の時間を終えることが出来ました。
すぐさま浴衣に着替えて、司会業へ復帰。
余興を終えて宴会の終了まで30分ほど歓談を楽しむはずが、焦ってしまい宴会のお開きをしてしまいました。取締役にも一本締めをしてもらい挨拶をしたと同時に、女将さんから『まだ、時間ありますよ!』と一言。
顔が真っ青になりました。会場は二次会へ向かう気満々の上司や同僚たち。どう言えば元通りにできるのか。分からなくなっていた時に女将さんがステージの上へ。
『申し訳ありません。こちらの手違いで、幹事様に誤ったお開きの時間を伝えてしまいました。もう30分ほどご歓談を楽しめますので、今一度お席にお戻り下さると幸いです。』と頭を下げてくれました。
それを聞いた皆は、なんだよー!とか言いながらニコニコ飲み始めました。
あのときの女将さんの機転の利かしっぷりは半端ないと思いました。誰も傷つけずに自分が悪者になりお客様を楽しませる。最高のサービスを受けました。
だお
男性/45歳/埼玉県/高所作業マン
2020-08-04 18:01