社員掲示板

本日の案件

本部長、秘書、社員の皆さま、こんにちは。
あついですね。

私が子供の頃の秋、両親と姉とでくだもの狩りに行った時のことです。
メインのくだもの狩りが一区切りついた時に、果樹園の方が「時期終わりでほとんど実が落ちてるけど、栗拾いしていきますか」と言ってくださいました。
予定に無かった栗拾い、大喜びで袋と火バサミを手に栗林へ向かいました。
確かに木に付いているものはほとんど無かったのですが、丸くてつやつやの栗がたくさん落ちていたので、私たちは意気揚々と栗を拾い、袋にたくさん詰めて帰りました。
とってもとっても楽しかったのですが、これが地獄の始まりでした。
このあと家に帰り、「栗の渋皮煮だ」「栗ごはんだ」とわくわくしながら私と姉で栗むきを始めるのですが、当時私たち家族は誰一人として知りませんでした。
「栗に穴を開ける虫は内側から出てくる」という事を。
いざ栗剥きを始めると出るわ出るわ、内側から白くて丸々としたうねうねがコンニチハ。
時期終わりということで時間が経っていたようで発生率が高く、水に浸けて選別するという方法も知らず、おまけに、内側から穴を空ける つまり穴が無くても中に居ることがあるので見た目ではどれがそうなのか判別できないので、全部剥いてからのお楽しみ。
絶叫しつつも大量の栗をついに剥き切り、美味しく頂くことができましたが、その日の夜、私と姉は揃って栗剥きの悪夢を見ました。

楽しかったしおいしかったし園の方は悪くないのですが、私たちにとって忘れられないサービスとなってしまいました。
今でも栗を買ってちゃんと処理して食べますが、剥く時は毎回ドキドキします。

かりんちょ4号

女性/38歳/茨城県/パート
2020-08-04 18:12

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