ちょっとした小話
神宮の応燕の友人が、婚約者を紹介したい言ってボクの工場にきた
小学校時代の同級生で、ともに20代後半の大人である二人が
ボクにその間柄と、現在の熱い気持ちを語り始めた
「やっぱり幼なじみだからかな、お互い考えてることがわかるんだよね~」
と言って、見つめ合い頷き合う
「話してるとなんとなくゆったりして、落ち着くんだよな~」
と言って、見つめ合い頷き合う
「同じ年だから、テレビや映画の内容もすぐ分かり合えて・・・」
と言って、見つめ合い頷き合う
「笑いのツボも泣くときのツボも似てるんだよね~」
と言って、見つめ合い頷き合う
「お互いスワローズ大好きで、お酒好きで、話好きだから
飲み始めるときりがなくて・・・」
と言って、見つめ合い頷き合う
ボクの小話の読者には、残念ながら
こんな幸せ話を続けても喜ぶ方はいないと思う(笑)
でもこんな二人だって、結婚して3年もすると、
「本当は俺のこと何もわかってないんだよなあ・・・」なんて愚痴って
小話のネタになるような、立派な悩める夫婦になるのだ!!(笑)
男と女の世界って、やっぱり不思議なものなのだ
とようのドラ息子
男性/47歳/東京都/自営・自由業
2020-08-07 16:51