今日の案件。
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
私が忘れられない夏は16年前の8月15日です。
私は18歳で父親になりました。
地元から東京にお金だけを持って出てきて何も資格も無い私に東京は厳しかったです。
子供が生まれて面接を受けまくっても何処からも採用が無く持病もあったので長くも働けず約2年主に主夫をやっていました。
妻と合わせても月に手取り12万。家賃、光熱費、私が持っていた貯金もあっという間に無くなりました。
長男はそんな事お構い無しに夜泣きやグズグズ。夜泣きの度に古いアパートで周りに迷惑だと思い朝方まで散歩した事もありました。
主婦って大変だなぁ…辛いな…持病が無ければ働けていい旦那やれたのかな…と妻に見つからないようにほぼ毎日泣いていました。
そんなある日、いつも通り長男のオムツを変えていた時に「パ…パ」
「パ…パ」
と長男が私を見て初めてパパと呼んでくれたんです。パパ、たった二言ですが本当に救われましたし、本当に、本当に、嬉しかった。長男を抱っこして泣きじゃくりました。
8月15日、長男が初めてパパと呼んでくれた日。一生忘れられない夏の思い出です。
そんな長男も今年で高校3年生。コロナで厳しい中就職活動も順調に進んでいます。
コバスちゃんローブ
男性/41歳/東京都/自営・自由業
2020-08-10 05:53