案件

私が会いたくても会えない人は、大学の頃の部活のメンバーです。
私は大学のころ、部活のマネージャーをやっていました。
週に５日の、朝練、朝は始発で通うという生活を送っていました。
しかし、４年生になったとき、理系の私は卒業研究が始まってしまい、なかなか部活に行けなくなってしまいました。
行けない間、些細なことがきっかけで同期の部員のみんなとすれ違いが生じてサボっていると勘違いされはじめてしまいました。あいさつもまともに返してもらえなくなってきたころ、研究室と部活の両立に限界を感じて部活をやめてしまいました。
辞めますと連絡した日は、目が腫れて前が見なくなるくらいまで泣いたことを覚えています。
逃げるようにやめてしまい、合わす顔がなくて、大好きな部員のみんなに会うのが怖くなってしまいました…。
最後の夏の試合は遠くからこっそり見に行っていたのですが、大学を卒業して６年、いまだに会えていません。
ずっと心のどこかにひっかかっていて、たまにみんなの夢を見て泣くことがあったりもします。

会いたいし、大好きだけどどんな顔して会えばいいのか分からなくてずっと避けています…。
でも、本音ではやっぱり大好きなみんなに会いたいなぁ…。

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