悲しみを乗り越えて。
みなさま、おはようございます!
※競馬にご興味ないリスナー社員さんは、
スルーでお願いします。
昨日、栗東トレセンで火事があり、4頭の競走馬が犠牲になりました。
今週末出走予定だった仔、デビューを控えていた仔も含まれていたようです。
このニュースを共同馬券メンバーから聞かされ、日付けが変わる頃までの約5時間ずっと、グループLINEで話をしていました。
最初はただただ悲しくて、みんな落ち込んでいましたが、だんだん、競走馬のために、今自分たちに何かできることはないだろうか、という話になってきて、1人のメンバーがTCCのクラファンに協力するつもりがあることを伝えてきました。
TCCとは、来年2月末で引退するJRAの角居勝彦調教師の引退馬支援プロジェクトで、第2の馬生を支援するためのリトレーニングを実施、全国の乗馬施設と連携し、競走馬から乗用馬へ、またはセラピー馬へと次のキャリアをサポートする活動を行っています。
角居厩舎といえば、栗東を代表する名門厩舎。管理馬だと、牝馬で日本ダービーを制したウオッカが有名ですが、個人的には怪我による長期休養明けから、鮮やかな復活勝利を遂げた去年のAJCCのシャケトラが印象に残っています。
そのクラファンに、共同馬券メンバー全員参加しよう!となったのですが、あたしはさらなる提案として、共同馬券で獲ったら、今後はその一部を信頼できる競走馬支援のサポートに回していくのはどうか、と話してみました。
すると「それいいね!やろう、やろう!」「予想のモチベーション上がる!」と全員一致で、今週末からスタートすることになりました。
みんな、亡くなった仔には何もしてあげられなくても、せめて今生きている仔のために何かしたい、という思いでした。
共同馬券メンバーは自分を含め4人。明るく、熱く、前向きな人ばかりで、一緒に
競馬の話をしたり、競馬場に行くと本当に楽しい。
悲しい事故のニュースではありましたが、そこから共同馬券チームの新たな目標を見つけることができて、本当に良かったと思っています。
JRA及び栗東トレセンは、再発防止に向けて原因をしっかりと究明し、改善してほしい。そして、競馬場が再開したら、馬頭観音へお花を手向けに行こうと思っています。
どうか、安らかに。
スカロケ競馬部あべんぬ
女性/54歳/埼玉県/勝負師
2020-08-15 06:29