本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
もう7~8年前の話ですが、仕事でフランスの田舎町に滞在することになり、スーパーで買い物をしたときのこと。
私の前で会計していたのは8歳くらいの少女。お使いのようでお札を1枚握りしめ、お菓子か何かを買っているようでした。レジのお姉さんが何か聞いた後でお釣りをレシートでくるんで渡してあげていました。
ほほえましい光景だなと思いながら私の番になると、レジのお姉さんが話しかけてきました。フランス語の分からない私ですが、『今の女の子、おつかいみたいだけど、お財布持ってなかったから、レシートでくるんであげたのよ』
と何故かそう言っていると確信がありました。
しかし、フランス語は分からないので英語で答えればレジのお姉さんは言葉が通じなかったことに残念な思いをさせてしまう。返事をしないわけにもいかない。
瞬時に出した答えは…にっこりスマイルで返事をすることでした。
会計を終え、数少ない覚えていたフランス語の単語でサヨナラを告げ、その場をあとにしました。
正確には会話できていない気もしますが、
コミュニケーションは心でするものだと感じた経験です。
エレンの夫
男性/39歳/東京都/会社員
2020-08-19 12:58