本日の案件

本部長、秘書、こんばんわ！
本日の案件を聞いて、5年前のサンフランシスコでの出来事を思い出しました。

五年前の3月、大学院生だった僕は研究資料を集めるために一人でサンフランシスコに滞在していました。
資料が予想より早く集まったので、どこか観光しようと、サンフランシスコを一望できる「ツインピーク」という場所に行きました。
都市部からはバスですぐなのでいきやすく、眺望を堪能しました。
そんな、帰りのバス停でのことです。バス停には、７0歳くらいで190ｃｍの巨大な白人男性が一人待っていましたが、僕がバス停に近づくとすぐに近寄って話しかけてきました。
巨大な白人が近づいただけでも怖かったですが、最初の一言が、とても印象的でした。
「なんて美しい黒い瞳だ！！！」です笑
なんでもスウェーデン出身のおじさんは、アメリカ国内のアジア人への人種差別などを研究していた学者さんだったのですが、なんと僕の研究テーマと一緒！！！
それを知ると、おじさんは超喜び！！！
帰りのバスの中ではずっとその話をし続けました。
おじさんは現地の某有名大学関係者だったことから、さらに貴重な資料を手に入れることが出来ました。
面白い経験でした。今でも、メールをしたりしています。次はサンフランシスコを見渡す丘の上でおじさんと議論をしたいです！

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