時代の流れなのかな
第47回アフターアフター会議を聴きました。
本部長、秘書、スタッフの皆さんが長年、熱い想いで継続してやってきたことが、今のスカロケを作ってきたんだなと感じました。
私は、長い会議と聞くと、思い出してしまうことがあります。私が以前いた組織でのことです。
チームで膨大な案件をこなさなければならず、かつ高水準でムラのない仕事を要求され、毎日残業続きの中、毎日のように1時間も2時間も会議をして、一つ一つの案件に対し、真剣に議論し、向き合っていました。
とてもキツかったですが、全員が同じ方向を向いて、要求された質の仕事ができているという確信がありましたし、まるで戦友のような信頼感が生まれ、一つの目標のために互いに助け合い、些細なことでも相談できる雰囲気がありました。
しかし、働き方改革の一環で、残業時間削減のため、会議は廃止になりました。
最初は今までの積み重ねがあった分、それぞれうまくこなしていて、会議なんて要らなかったのでは?と思えるほどでしたが、時間が経つにつれて、お互いの方向性にズレが生じてきました。
ある人は古いやり方を、ある人は独自のやり方を、ある人は手を抜くやり方を、とそのズレは日に日に大きくなりました。
しかし、そのズレを修正しようにも、互いが違う方向を向いて歩き出したものを揃えるのは至難の技、しかも残業がなくなり、自分の仕事だけ終われば帰れる世界で、一度やめてしまった会議を開くハードルは何倍にもなり、再び会議を開くことはありませんでした。
最後は、それぞれが個人事業主のようになってしまい、チームとして要求された仕事の質は担保できず、新人も育たないまま、事業形態自体が違うものになってしまいました。
それが時代の流れなのでしょうか。自分達があの時、会議をやめることが本当によかったのか、未だにわかりません。
長くなりましたが、リスナー社員として、大好きなスカロケがこのままずっと続いてくれればいいなと、ただ単純に思います。長文失礼しました。
ちばらきっこ
男性/35歳/茨城県/会社員
2020-08-21 21:51