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私にとっての東京

私は学生時代と30代後半から40代前半にかけて、合計13年間、東京で暮らしていました。
東京が大好きで、当時は「私はもう、東京以外で生きて行くことはできない!」と思っていたのですが、現在は生まれ故郷の街に戻って生活し、頑張って働いてお金を貯め、たまに東京に行って大好きなミュージカルやお芝居を見たり、学生時代の友人に会ったりという状況をとても快適に感じています。
東京が憧れの街であることには変わりありませんが、今の私には、ゆったりしたリズムの田舎の生活の方が心地よいのです。
このコロナ禍で、こちらでもいろいろな制約はあるものの、人のいないお散歩コースはいくらでもあるし、だいたいどこへでも自家用車で移動できるので、東京に比べるとずいぶん気楽なものです。
舞台が観られなくなくなったのは寂しいですが、またそのうちできるようになると明るく考えています。

でも、ただひとつだけ気がかりなことがあります。
私は、学生時代に板橋区に下宿していたのですが、そのときの大家さんご夫妻にお会いしたいのです。
東京に親戚のいない私をいつも気にかけてくださり、何の不安もなく学生生活が送れたのは、すべて大家さんご夫妻のおかげなので、一度きちんとお礼の気持ちを伝えたいと思いつつ、東京に住んでいたときには「いつでも行かれる」と思って、ついつい行かずじまいでした。
大家さんもご高齢になってきたので、昨年の11月に思い立ってお訪ねすることにしたけれど、直前に先方の都合が悪くなり実現しませんでした。
またオリンピックが終わってホテルが取りやすくなったらすぐにでも行くつもりだったのですが、このコロナ禍でダメになってしまいました。
私は医療関係の仕事をしているので、職場のルールが非常に厳しく、東京、大阪、福岡などコロナの多い地域には行くことが禁じられており、解禁となるのはまだまだ先になりそうです。
ご高齢であることだし、なるべく早くとは思うのですが、こればかりはどうにもなりません。
今はときどきメールでやり取りをして、お訪ねできる日を夢見ています。
(以前にも同じ投稿をしたのですが、本日ヒグチアイさんがいらっしゃるということで、再度書かせていただきました)

アリスキャット

女性/62歳/岡山県/会社員
2020-08-27 15:36

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