私にとっての東京
子供の頃、原宿のタレントショップに憧れて、フェリーに乗って横須賀へ渡り、電車が進むにつれて都会の様相になっていく景色を見て、原宿に着いた時には、まるで宝箱の中に入った気分でした。
中高生になり、お洒落を意識して、目一杯のお洒落着を着て渋谷から原宿を仲間と歩き、ファッション雑誌に載っているお店を回ることで、自分が大きくなったように勘違いしていました。
その後社会人になり、東京に住み、必死に働き、暮らしていくと、当時描いていた東京のキラキラした感覚が無くなっていました。
今では、結婚して子供ができて、マイホームを東京に構えて、東京は生活の一部となりました。
逆に、実家の南房総へ行くと、10代まで暮らしていた自然豊かな土地が、とても素敵に感じています。
イワイエキ
男性/44歳/東京都/公務員
2020-08-27 17:54