結局映画見ました

青くて痛くて脆い。結局見に行ってきました。

この原作を映画化するのはかなり難しいのではないかと思っていましたが、どうやって結末まで持っていくのかな？とドキドキしながら見ていました。ラストに向けて一気にぐっと上に押し上げていく感じがとてもとても良かった。

正直、原作読んでたときはそうでもなかったんですけど、映画見て楓にとても共感。
やり方は間違ってるけど、なんだか一緒にスッキリしていた自分もいました。
だって、最初は仲良くやってたのに、気づいたらその人は違う人たちとも仲良くなってて、大きな組織になって、蓋開けてみたら自分なんかいてもいなくても、、ってことあるでしょ？
必要とされたいって願って、案の定必要とされたら嬉しくてほいほいついていって、でも気がついたらただ利用されてたってこともあるでしょ？
だから、いなくなってしまえって思ってしまう。
でも思うだけで別に行動しない。だからそれをやってのけた楓に大きく共感した。
スカッとした。

人は誰かを利用しないと、もしもの時のストックがいないと生きていけないなんて信じたくないけど、きっと自分も誰かにそうしてる。だから他人にやられる。そして人一倍傷ついた気持ちになる。
わかってる、わかってるけど、きっと、君ともっといたかっただけ。君と仲良くしていたかっただけ。うん。きっとそうだ。

4