たかが副産物、されど……
これから鷄もも肉で叉焼を作る。
今宵のお通しに使う。
煮汁を多めにして作り、ワザと汁を余らせる。
余った煮汁、粗熱がとれたら蓋付の器に入れて冷蔵庫へ。
ゼラチン質が溶け出しているおかげでプルプルに固まる。
これは結構幅広く使える調味料になる。
焼き飯とか野菜の炒め物の隠し味にチビッと使ってみると、料理のグレードがワンランクアップするような錯覚も楽しめる。
中華スープの素を足して湯で溶けばラーメンスープになるし、これを濃いめに作ればつけ麺のスープにもなる。
万能ネギやら白葱やらを散らすだけでも見た目が立派になってくれる。
たかが副産物、されど副産物。
副産物の方が楽しい、なんてこともある。
鴻の親父(おおとりのおやじ)
男性/66歳/埼玉県/居酒屋やってます
2020-09-10 13:23