敬老の日
・・・のための制作物を、息子が園から持って帰ってきました。
おじいちゃんと、おばあちゃんの似顔絵。「わかんなかったから適当にかいた~」って無邪気な言い方、胸がキューとなる。(真剣に言われてもキューとしたけれど)
そうか、昨年までは、すでに描かれたイラストに色を塗るだけのぬりえ方式だったもんなぁ……
私の両親→虐待により家出、今に至る
旦那の両親→私の産後まもなく借金まみれになり疎遠
敬老の日のためにせっかくつくった似顔絵のプレゼント、誰にも渡せなくてごめんね。ぐちゃぐちゃな背景を抱えさせちゃってごめん。でも、そのぶんがんばるから。自分が親にやってほしかったこと、やってほしくなかったこと、言ってほしかったこと、言うべきじゃないこと、ちゃんとわかってるつもりだから、それを全部あげるから。カーッとなるときもあるけど、大切なことはいつもちゃんと胸にあるつもり。それが相手に伝わってなければ結局は意味ないってこともわかってる。愛されてることをちゃんと実感してくれて、自分という存在を好きになってくれたらうれしい。そんで、何かひとつでも夢中になれることを見つけて、生まれてきて良かったなっていつか思ってくれたらうれしい。
あれ?なんでこんな話になってるんだろう!?私のように訳ありの家庭とか、シングルで子育てされている方とか、家庭の事情はそれぞれなんだから「〇〇の似顔絵をかきなさい」って画一的にカリキュラムに組まれるのは、なんだかせつないものです。そんなことを思う夏の終わりの夜。
若作りの、ま~
女性/40歳/埼玉県/自営・自由業
2020-09-18 19:56