社員掲示板

最後の一手

10月9日、10日 竜王戦七番勝負 第1局
豊島竜王(30)のタイトル保持か羽生九段(50)の奪取による100期達成か。

優勝賞金は4,400万円で、将棋界最高で、七番勝負の敗者の賞金は1,650万円。
第1局の初日の終わり際、後手26手目、
△4五桂 と跳ねたいところを
△2七歩 と先手の飛車鼻先へ指し、羽生九段は長考の末に前日の終了時間となり封じ手に。
翌日、▲同飛車、△4五桂、その後 羽生九段は長考し、▲1一馬。ここが勝負の分かれ道だったか。5八金と受けていれば良かったのに...。

将棋の場面では今指すのか先延ばしにするのかによって、終盤の勝負に多大な影響を及ぼす。豊島竜王の攻めに対して挑戦者である羽生九段は受けを行わず攻めの1一馬を繰り出した。感想戦では5八金の受けの事を指摘されていましたが、本人も解らないと首を捻ってました。99期ものタイトルを持っても受ける事で延命する手段を選び損なうとは...。

豊島竜王の52手目、長考の末、指したのは羽生九段が離席しているときでした。羽生九段はここで投了。前半からバチバチと攻め合う戦いは、手数は52手と少なかったのですが、物凄かったです。
離席しているときに最後の一手を指すのは羽生九段への配慮なのでしょうか。

何だか物凄いものを見てしまった気がしました。

人生は未知の選択の連続。
あの時のあの選択が今に繋がっているんでしょうねぇ。能楽堂の舞台で将棋を指すってどんな気持ちなんでしょうねぇ。

(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"

はっぴいだもの。

女性/34歳/東京都/ (๑ఠ‿ఠ๑) 
2020-10-10 23:11

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