一言の勇気
本部長 浜崎秘書 社員の皆様 お疲れ様です。
初書き込みがこのような内容ですみません。自分のうちだけでは溜め込みきれず、掲示板に記載させて頂きます。
私は、先日までドラマでやっていた「私の家政夫なぎささん」でも出てきたMRをしています。
MRはお医者さんを始め医療関係の方に情報を伝えることで、『患者さんのために』働いている。
、、、つもりでした。
会社内では一営業のポジションであり、もちろん売上は見られるため、日々その面も頭に入れながら働いています。
今日仕事帰り、ほぼ満席の電車に乗って、今日も疲れたなぁと思いながら立っていました。その時、遠くからよろよろと歩きながら電車に乗り込んできたおじいさん。足元はスリッパ、格好は入院着。恐らくどこかの病院からそのまま出てきた様子で、普段から仕事で医療機関を出入りしている分、すぐにそれに気づきました。それなのに、「こっち向いたら声かけよう」とか「タイミングを見て、、、」「でも、なにか理由があるのなら声掛けないほうがいいかな」といろいろ考えてる間に、降りていってしまいました。
『患者さんのために』と働いてるつもりだった自分が、目の前の困った人に声すらかけられなかったことへの矛盾で頭がいっぱいになりました。勇気のなさ、無力さに絶望しました。
おじいさんの後ろ姿が頭から離れません。
あのおじいさんが無事でいること、そして次からは困った人がいたら迷わずに声をかけられる、そんな人になりたいです。
長々と失礼しました。
時を走る少女
女性/30歳/神奈川県/会社員
2020-10-14 22:34