その先が聞けない

仕事終わりにタイムフリーでスカロケを聞きながら電車に乗りました。

分かってはいたけれど。
分かってはいたけれど、心のどこかで嘘なんじゃないか、とか、思ってたのかな。
そんな、軽い気持ちで。聞き始めました。
いつもの本部長の声だ、って、いつものように安心して、でも嘘じゃないことが、ポロポロこぼれてくる。
見えないその先にいる本部長の、気持ちが、声が、イヤフォンからこぼれてきて、わたしはそれを受け止めるのに必死になった。
電車はいつの間にか乗り換え駅のホームに滑り込んでいて、我に返って慌てて降りて。
そのまま、そのまま、いろんなことを考えているうちに、体は機械的に動いていて、慣れた帰り道をなんの間違いもなく進み、帰宅しました。
放送の内容が入ってこなかったのは、別のことを、いろんなことを考えていたからだと思います。今日は、ごめんなさい。
途中まで聞いて、もっと聞きたいんだけど、躊躇ってしまう。矛盾しているけれど、聞きたい、でも聞きたくない。
そんな中で、友人に新しい命がこの世に生まれたことの連絡が入った。
それはそれは、おめでたくて、わたしまでとてもうれしくて、幸せな知らせ。

話がまとまらないですが、一気に書き出してみた、これが今のわたしです。

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