エンジョイワーク案件
私が今までした仕事の中で、眼鏡屋の仕事が一番やりがいがあって楽しかったです。
メガネ屋は「ただ単にメガネを売る」だけではなく、お客様が日常生活で困っている状況を、お話をしながら引き出していくのですが、メガネ屋に来るお客様は緊張してらっしゃる方が多いので、まずは心を開いてもらうことが大事です。
初めにフレーム選びで似合うメガネを一緒に選んでいきながら、どんな仕事をされているのかや、生活習慣などを聞いていき、その後の視力検査で実際にどのくらいの距離のものを見ることが多いのかを聞きながら、お客様が一番見たいものを快適に見られるように度数を決めていきます。
運転用のメガネであれば遠くがよく見えるように、一日中パソコンを使うお仕事で仕事中に目が疲れる方にはパソコンを見る距離が快適になるように、家にいることが多く、テレビをよく見る方にはテレビが快適に見られるように考えながらお客様とメガネを一緒に作っていく感覚です。
そしてメガネの加工も心を込めてします。
お渡しの日にも必ず担当者がいるようにして、メガネの掛け具合も快適にしてからお渡しします。
出来上がったメガネをお客様に掛けて頂いて「うわー!すごくよく見える!」と言って貰った時は本当に嬉しいです。
しばらくしてメガネの調整に来られた時に「このメガネで仕事すると本当に楽だよ。ありがとう。」と言われた時は、この仕事をやっていて本当に良かった!!と思いました。
その後、定期的にメガネのクリーニングや調整でお店に寄ってくれるようになり、お茶を出して世間話をするのもまた楽しく、会社も「それも大切な仕事」と言ってくれていたので、お客様と深く関わることが出来るのが、とってもやりがいがありました。
子どもたちが大きくなったら、またメガネ屋に戻りたいなと思っています。
どさんこマルコ
女性/44歳/北海道/会社員
2020-10-21 13:23