こうやって乗り越えた
お疲れ様です。
私が、辛かったのは娘がお腹にいた頃でした。
犬以上に嗅覚が敏感になり、つわりが酷かったことです。
家の匂い、隣の家のご飯の炊ける匂い、洗剤の匂い、主人を含む人の匂い(ごめんね。ダンナ。)、当時それでも仕事をしていたのですが、もう、誰か出社してくるか、匂いでわかる。
それこそ、竈炭次郎。
しかもその匂いは全部ダメ。無臭の世界はないものか。と毎日が辛かったです。
ご飯を受けつけず、水をのんでも水の匂いで吐きまくり、激やせ妊婦。
ただ、ただ、じーっと耐えました。
その当時の取引先の方が、「大丈夫。神様が超えられると思って与えてる試練だから、必ず乗り越えられる。その先には幸せが待ってるよ」と声をかけて下さり、その言葉は、今でも私がしんどい時の支えになっています。
つわりは、ある日、ふっと軽くなり、
主人と試しにご飯を食べに出掛けたのですが、そのご飯があまりにも美味しく、
「ご飯が美味しいことがこんなに幸せとは」と感動の涙を流しながら、ご飯を、食べたのを覚えています。
勿論、その後は無事出産。その後も山あり谷ありですが、素晴らしい主人と素敵な娘とともに、なんとか幸せにいます。
人生のどん底。みなさんのカキコミを読んでいたら、私はまだまだ甘いなぁと感じました。小さな幸せを大切にしながら生きていきたいです。
dukeの妻
女性/52歳/千葉県/自営・自由業
2020-10-22 10:04