どん底を救ったのは銭湯でした
本部長、秘書、みなさん お疲れ様です。いつも子供達と一緒に聞いています♪
どん底案件。
詳細を文章にするとまぁ重たい話になってしまうので、どん底から私を救った話をしたいと思います。
3人目を妊娠中の臨月間近の夏の頃、事情あり、誰にも頼れない日々が続いていました。
長女の学校行事に子連れで参加して 汗だくで帰宅、お風呂入ろうと思ったら、ガスが止まっていて、受付時間もすぎて電話もつながらない、、、払われているはずのガス料金が払われていなくて、、すぐに支払うと言っても開栓するのは明日の日中、、、シャワーも浴びられない、さすがに妊娠中に水浴び、滝行みたいな真似して産気づいてもまだちょっと早すぎるし、上の2人の預け先も難しい、、、
なんとなく、トドメを刺された感じがして絶望しながらもういろいろ全部投げてしまおうかとか、逃げ出してしまおうかとか思ってしまいました。
けれど汗だくで気持ち悪いのはどうしても拭いたくて、子供達も可哀想なので近くの銭湯にいくことにしました。
お腹がパンパンな体で、小さい子供を連れた私が銭湯に入っていくと、常連らしきおばちゃん達がびっくりしながらも何も言わずに子供達にニコニコ笑顔を向けてくれて、私のお腹には触れずにいてくれました。
えらいねぇえらいねぇ、銭湯きもちいいよねぇと子供達に言ってくれたおばちゃん達に囲まれて、もともと銭湯が好きな子供達もご機嫌になり、汗も涙も流すことができてすっきり。
帰りにコーヒー牛乳を飲みながら歩いていたら子供達が
「銭湯あとのコーヒー牛乳は最高だね♪ほんと幸せ〜♪」
と言いました。
「そうだよねぇ」
と言いながら涙が止まらなくなった私を見て
「ママ、大丈夫?銭湯きもちいいからまた行こうね」
大丈夫?って子供に言われたことが無かったので、きっと何かを察したのかもしれません。涙がまた止まりませんでした。
でも、お金が無くても、人間関係がうまく行かなくても、銭湯入ってコーヒー牛乳飲んだだけでも幸せって思えるんだって気づくことができました。
「大丈夫!また銭湯に行こうね!コーヒー牛乳を飲もうね!」
それから自分が子供達を幸せにする!と決めて、なんでも挑戦して今は子供達3人と元気に生きています。
どん底を救ったのは銭湯です。
レンジャーママ
女性/50歳/東京都/会社員
2020-10-22 10:26