社員掲示板

本日の案件

皆さま、お疲れさまです。

私の人生のどん底は、小さい時からの夢だった業界の選考試験に落ちたときです。
1年に一度しかない試験に落ちて、一年間の浪人状態を経て、再度受けた試験で筆記、面接ともにボロボロに砕け散りました。
諦めきれない気持ちがある一方、もう一度トライする気力が続く自信もなく、年齢的なこと、費用的なことを考えると夢を諦めざるを得ない現実が目の前にあり、自分の人生の意味、生きていく意味がわからなくなりかけていたとき、自分を支えてくれたのは「怒り」の感情でした。
不甲斐ない自分への怒り、私の一年間を全否定した社会への怒り、頑張れしか言わない周囲の優しい人たちへの怒り。
その怒りを、他人にぶつけるのではなく、その業界にいかずとも、必ず成功してやる、もっと良い人生にして見返してやるという気持ちに変換したことが、その後なんとか足を踏み出す原動力となりました。
幸いにも、その後に選んだ道で多くの仲間や今の妻とも出会い、今は全く違う業界で働いていますが、それなりにそこそこ幸せに暮らせています。
諦めずにその業界に行った方が良かったかどうかは、全く想像ができないことですが、今歩んでいる人生をより良いものにすることだけを考えて、あの時の怒りの感情を見返すつもりで日々働いています。

ちばらきっこ

男性/35歳/茨城県/会社員
2020-10-22 15:34

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