どん底は転職した時
本部長、秘書、お疲れ様です。
私がどん底を感じたのは、転職をした時でした。
長く居た職場が、粉飾決算が原因でどんどん人が辞めて、その職場の空気に負けて私も転職。
転職した新しいの職場で仕事をし始めて、こんなにも自分が仕事ができない奴だったと気づかされ、どん底に落ちました。
居心地の良かった前の職場は、メンバーが仲が良くて、しょっちゅう飲みに行っていましたが
その分、切磋琢磨してスキルを磨いたり、誰かに負けまいと努力することがありませんでした。
ぬくぬくと守られて過ごしていたことを痛いほど実感。
新しい職場では自分に厳しくスキルを磨いてきた人ばかりで
自分はすべての仕事に自信がなく、居心地悪くなってすぐに辞めてしまった。
文句ばっかり言ってて、とりあえず腐ってました。
くやしさや足りなさを認めて努力することすらできない自分でした。
その後、転職も考えましたが、自分で起業する道を選びました。
自分だけではなく、今の夫のおかげで起業ができました。
今は「転職に失敗して、起業しました。ハハハ」と自己紹介できるくらいになりました。
コロナもあって会社員だった方が良かったのかなと思うこともあります。
でも、経営する側の苦労を少しずつ知れていることは価値があると思いますし、
先輩経営者から助言をもらっていると世の中の見え方が変わってきて、
会社にすればこんなこともできるのか、と発見がたくさんあります。
おこげ三丁目
女性/44歳/東京都/会社役員
2020-10-22 17:40