12.5事件
本部長、秘書、社員のみなさま
お疲れ様です。
忘れもしない2018年12月5日のことです。
当時恋人とうまくいっておらず、その相談をするために自転車で友人に会いに行きました。
「そろそろフラレそうだなぁ…」とつぶやきながらラーメンをすすり、22時くらいに解散して帰路につきました。
感傷的になっていたこともあり、そこそこ飛ばして暗い住宅街を駆け抜けていると、十字路の横から青い軽自動車が。
前しか見ていなかった私はそのまま衝突し、救急車で運ばれました。幸い意識はあったものの、結果的には右脚の骨折という診断でしばらく入院することとなりました。
病院へ運ばれたあと一通りの処置が終わり、ふと携帯を見ると恋人から「話があります。」と一言連絡が…。
抱いていた予感は見事に的中しました。
一瞬にして右脚の自由と恋人を失い、どん底に落ちた私は
「これを笑いにしないとやっていけない…」と担当の看護師さんにここまでの経緯をネタとして話してみました。
笑いながら聞いてくれた看護師さんにホッとしたあと、
なんとその看護師さんが去り際「寂しくなったら連絡して」と枕元に電話番号を書き残して行ったのです。
光の速さでどん底からV字回復した12月5日を僕は忘れません。
みがわり
男性/28歳/千葉県/会社員
2020-10-22 17:50