社員掲示板

押印廃止

行政手続きの99%超の押印が廃止される方向で検討へ、という報道を見て、過去のアルバイトを思い出しました。

それは、予備校の大学入試模試の採点です。
1週間で1,000人分(1,000枚)の採点を受け持つのですが、採点対象用紙と共に、赤ペン2本とシャチハタ印を渡されます。

大体、1,000回、押印すると、30年前当時のシャチハタ印は、ゴムがひしゃげて、インクもスカスカになり、オシャカになる事が多かったです。

何度か体験しましたが、コレは変わりませんでした。

当時、数学を担当していて、
選択式の回答は◯×の判断が瞬時に出来るのですが、
記述式の回答は、

1.模範解答通り正解に辿り着くもの
2.模範解答通りで途中で力尽きてしまうもの
3.模範解答と全く違う解法で正解に辿り着くもの
4.模範解答と全く違う解法で正解とは違う回答に辿り着く、或いは途中で力尽きるもの
5.未着手のもの

に大別されます。
模範解答で、ここ迄解答できてx点と、結構細かい配点があるので、
上記で、1と2のパターンは悩まず済むのですが、
3は極力満点に、
4は「コレって結構ありなんじゃ?」と悩みながら0〜9割の配点をしていた記憶があります。

他では、大体殴り書きで、読みづらい解答が多く、出来る限り良心的?に解釈していました。
今考えると、あくまで模試で、本番では無いのだから、もう少し厳し目でも良かったのでは、とも思いますが...

しかし、1週間で1,000人分と云うのは結構厳しくて、本来の自分の学業は、ほぼ最小限にして、毎日12時間以上、採点に充てていた記憶があります。

バブル期だったので、結構な臨時収入にもなりましたが...

エビせんゆかり

男性/57歳/東京都/傷病休職中の会社員
2020-11-14 03:29

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