土曜の出来事
本部長、秘書、お疲れ様です。初投稿です。土曜日、とても嬉しい連絡がありました。(長文です)長女(現在21歳)が中学生の頃、一つ下の学年にN君という体格のいい野球少年がいました。私は、我が子(バスケ部)以外の部活の応援にもよく行っていて、このN君は、私とよく野球の話する内に、野球部の中でも特に私に親しみを感じてくれているような子でした。N君が中2の夏、地元の夏祭りで彼を見かけました。髪をスプレーで金色に染めていました。N君を呼んで、せっかく野球を頑張っているんだから、その頑張りを無駄にするような事はするなよというような事を伝えました。そのやりとりを、地元の小学校の副校長が近くで聞いていて、私に「N君をご存知なんですか???」と驚いた様子で聞かれ、この時にN君は両親がおらず、施設で育っている事とても繊細な子で、情緒不安定な所があり同時に、承認欲求が強い面があるという事を伺いました。私は、我が子にも我が子以外の子にも、会えば、元気良くこちらから挨拶して声をかけ、頑張っていれば、褒めて激励し、ヤンチャをしていれば、ダメなものはダメと注意しながら、どの子供とも、分け隔て無く接していました。N君にも同じように接していましたが、この夏の出来事以降は、気になる存在になりました。受験の時には、近所の神社で御守りを購入し、渡しました(後日、同級生から喜んでいた、大切にしていた、と聞きました)受験は希望校の進学が叶わず、定時制高校に入学した、という事迄はN君の同級生から聞いていましたが、それ以降の事は分からず消息不明でした。昨年の夏頃、長女の同級生から、高校を辞めた後、警察のお世話になるような事をやらかして、少年院か刑務所にいると聞きました。私はもっと関わるべきだったと強い後悔の念で一杯になりました。それが、土曜の夜、長女から「N君から」とスマホを渡されました。現在は解体作業の仕事を頑張っているそうで、私は、N君がお世話になった人達や社会に迷惑をかけるような事はするな、何か困った事があったら、早めに連絡をするようにと私のスマホの連絡先を伝えました。N君から、護送車に乗せられて警察署を出た時、反対車線に高橋さんが運転している車があったんです。渋滞していて、どちらの車も動かず、自分は気付かれないように、ずっと身体をかがめてました。もう2度と悪い事はしません。と言ってくれました。良かった‼️
清瀬のヒデ
男性/60歳/東京都/自営・自由業
2020-11-16 19:04