なんちゃってイタリア〜ン♪ な賄い飯
鴻って奴はとにかく偏屈です。トマトを絶対に冷蔵庫には仕舞いません。なので店ではトマトを籠に盛ってカウンターに置いてあります。
常温で置いておくと、ほんの数日でトマトは赤みを増し、柔らかくなってきます。
これ以上柔らかくなるともったいないことになりそう……というところまで熟れてしまったら、丸ごとzip○locに入れて、空気抜いて、冷凍庫に。
こうやって冷凍トマトが7〜8個になったらトマトソースを作ったり、ポトフにしたり。ひとつ取り出してオムレツの具にしたり。
使い道は色々あります。
時々、こんな賄いを作ったりもします。
◉じゃがいも 2個(拳大のメークインがお勧め)
◉トマト 大玉2個、中玉なら3〜4個
◉にんにく 大きめの一欠片
◉玉葱 拳大なら4分の1ほど
◉ベーコン 40〜50g
◉とろけるチーズ(スライスチーズ+パルメザンでもok)
◉オリーブオイル 大匙2
◉コンソメ 一粒
◉砂糖 ひとつまみ
◉粗挽き胡椒(できれば白胡椒、なければ黒でもok)
じゃがいもは下茹でして八割がた熱を通す。
茹でている間ににんにくと玉葱を微塵切りに。
ベーコンも粗めの微塵切りに。
冷凍トマトはボウルで水に泳がせて20〜30秒、お尻のところに包丁で十字に切れ目を入れると皮をスルッと剥ける。
皮を剥いたら適当にザクザク切り、ボウルなどの器にとっておく。
フライパンにオリーブオイル、弱火でにんにくを投入、香りが出てきたら玉葱とベーコンを。
ここまで作業したらそろそろじゃがいもの下茹でができている頃。
湯からあげて、皮付きのまま一口大にザクザク切る。
にんにくと玉葱が焦げ付かないように、時々目線を送る。
じゃがいもを切り終えたらそのままフライパンへ。すぐにトマトも入れて、中火で炒める感じに。トマトの汁が十分に出たらコンソメと砂糖を投入。
汁気がなくなるまで焦げないように炒めたら、とろけるチーズをちょっと贅沢にパラパラっと。
ゴルゴンゾーラなど青黴系のチーズがあれば少し足したりするのも楽しい。
弱火にして蓋、チーズがとろけたら平らなお皿に移し、仕上げに粗挽き白胡椒をパラパラっと。
黒胡椒でも構わないけれど、白の方が見た目が美しい。
フォークでカジュアルに、お洒落に。
おやすみなさい♪
鴻の親父(おおとりのおやじ)
男性/66歳/埼玉県/居酒屋やってます
2020-11-22 00:00