映画《 音響ハウス melody-go-round 》
先週、Blue Oceanや、THE TRAD、あるいは王堂さんがディレクションしているF横の番組で紹介していた映画。
《 音響ハウス melody-go-round 》を観ました。
日本の音楽シーンを支えてきた、銀座にある老舗のレコーディング・スタジオ《音響ハウス》について、関係者やゆかりのミュージシャン達のインタビューを次々と紹介しながら、同時進行で、エンディングに流れるオリジナルの主題歌が出来上がるまでをドキュメントした映画です。
出演するミュージシャンは、
佐橋佳幸・高橋幸宏・坂本龍一・矢野顕子・綾戸智恵・松任谷夫妻・葉加瀬太郎・佐野元春・鈴木慶一・井上鑑などなどなど、まだまだいっぱい。そうそうたるメンバー。
話の内容だけでも、達郎さんや大瀧詠一さんや斉藤ノブさん裏話なども出てきますが。
自分が若い頃に「あういうカッコいい大人になりてーな」と思ってステージを見ていた人達ばかり出てきて、映画の中だけど久しぶりに演奏を聞けたり、ずっと幸せな気持ちで嬉しかったけど。
自分はこの人達のほとんどを生で見たことがあったり、都内で飲食の仕事をしてきて、幾人かは接客しながらお話させてもらったことがあったり、おまけに小学生の時の同級生まで出てきてビックリしたり(笑)
なかなか自分も良い人生じゃないか、と思いました( ´∀`)
そして【 仕事は人なり 】
データのやり取りやサンプリングの打ち込みだけでも良い曲が出来る時代にはなってきたんだけど、スタジオに人が集まることによる偶発性とか、いろんな録音スタジオがそれぞれにもっているホスピタリティーが、ミュージシャン達の持ち味を引き出すような《奇跡》はスタジオだからこそ起こりえるんだ、といったこと。
それはラジオやレストランもきっと同じなんじゃないか、と思いました。
あとね。
一時は自分のブランドを立ち上げて、スタイリストもこなす幸宏さんならではなんだけど、ファッション雑誌のモデルみたいな格好で、それが多分、普段着で普通にドラム叩いていたり、鈴木慶一さんとか佐野元春さんもオシャレで。
人間、衰えて汚くなりがちだからこそ、キレイな格好しないと本当に汚いおじさんになっちゃうよなー、と反省しました(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2020-11-22 05:55