社員掲示板

【案件】名前も知らないあのお母さんへ

本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です!
そして秘書、お誕生日おめでとうございます(≧∀≦)

さて、今日の案件ですが、私がメッセージを送りたいのは、通勤中に見かけるあるお母さんへです。

初めてその方を見かけたのは、私が大学の頃なのでもう20年も前になります。

大学の入学式で緊張を抱えながら駅に向かう途中、「お手てーつーないでー」と大声で歌いながら、桜の中を手を繋いで歩く親子を見かけました。
幼稚園の制服を着てはしゃぐお子さんは障害を抱えていて、隙あれば手を振り解き、走り出そうとします。
それをなだめながら、手を繋ぐことの大切さを根気強く歌でおぼえさせるお母さん。

その姿にとてもあたたかい気持ちになり、入学式へ向かう勇気を貰いました。

それから毎日お見かけし、なんとなく会釈はするものの声をかけたことはありませんでした。


社会人になり家をでて、しばらくあの親子に会うこともありませんでしたが、数年前実家に戻ってきた際、久しぶりにお見かけしました。

20年の月日の経過で幼かったあの子は立派な社会人へと成長していました。
若々しかったお母さんの頭は真っ白になり、以前より更に華奢になられていました。
しかし息子さんと歩く時の笑顔はあの時のまま。

私までとても誇らしい気持ちになりました。


毎朝通勤中に見かけるお母さん、誠に勝手ながら、20年来憧れを抱きつつ見守っています。
いつか私が母親になる日があったら、あなたのようなお母さんになりたいです。
いつもお疲れ様です!!

鮨詰めのゾウ

女性/44歳/埼玉県/会社員・スカロケ妄想党員
2020-11-23 18:00

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