雑記です
昨日、母の納骨式を行いました。
母が亡くなって4ヶ月、月日はあっという間に過ぎていったのですが、私の心にはぽっかりと穴が開いているような心境がずっと続いていました。
夢に母が出てくる度に泣きながら目を覚まし、上司からメンタルヘルスを勧められる日々を過ごしていました。
納骨式の前日、父が「お母さんのタンスからこんなものが出てきたんだよ」と、写真ファイルを持ってきました。
写真ファイルを開けてみると、母が描いたであろう沢山の絵はがきが挟まっていました。
50枚はあるであろう手書きの絵はがき一枚一枚に、「暑い夏より冬が好き」「今年は美味しい柿ができました」などの母の一言が添え書きされていました。
父が「お母さんにこんな趣味があったなんて知らなかったよ」と言う横で、私は絵はがきを捲っていたのですが
魚の干物の絵が書かれた横に「嬉しいお土産、ありがとうございます!」と書かれたハガキが出てきました。
以前私が、末期がんの母に美味しいものを食べて笑顔になって欲しくて購入したツボ鯛の干物の絵でした。
当時、病状が進行した母はまともに食事をすることも出来なかったのに、母の病気の進行を何も知らずにのんきに私が買って帰った魚の干物の絵でした。
母が描いた絵はがきを見て、涙か溢れてしまいました。
今さらになって思うのです。
母を喜ばせてあげられてよかったと思う気持ちと、自分がどうしようもない馬鹿だと思う気持ちが、ごちゃごちゃになっています。
悲しみは時間が解決してくれると、沢山の人から慰められました。
しかし、時間が経つことで母を亡くした悲しみが消え去ることが良いことなのか悪いことなのか判断がつきません。
気持ちの整理を着けるまで、まだまだ時間がかかりそうです。
2度目のやすひー
男性/37歳/山梨県/会社員
2020-11-25 23:44