恋の信号案件

本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。

恋の信号・・・

昨年、勤務先の保育園が業態変更することになり、役所の方とやり取りをすることが頻繁にあった時のこと。
私は、初めてのことばかりで混乱しつつ、膨大な書類や図面、数字を追いかける毎日。
書類内容が難しく、作成などに関してわからない事もたくさんあって、担当してもらった役所の方に質問をしては日付が変わるまで書類の準備に追われる日々でした。

その担当の方は、凍えるほどクールな感じの方で、笑顔はもちろん、微笑む姿さえ見たことがありませんでした。

約半年に及ぶ申請作業が終わり、ついに業態変更が承認された際、担当者の方に役所に来るよう言われました。
『あの無表情で嫌味の一言でも言われるのか・・・？？』とビビりながら担当者の元へ行くと、『許可通知書です。』と言いながら、スッと書類を1枚手渡しされました。

この半年に及ぶ怒涛の日々や辛かったことを思い出し、目に涙を浮かべた私にその担当の方は『お疲れ様でした。よく頑張りましたね。』と微笑みながらねぎらいの言葉をかけてくれたのです。

私は、もう
『ズキューーーーーーーーーーン！！！！！！！』と
胸を撃ち抜かれてしまいました。

私自身、離婚して2年ほど。
子どもとの生活で精いっぱいで、次の恋なんてまだまだ考えられませんが、このズキューーン！！は今思い出しても涙腺がゆるみます。

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