今年の良かったこと。

皆様こんばんは。寒いですがお身体ご自愛くださいませ。

今年良かったことは、実家が猫を迎えたことです。

実家は、両親と弟の3人暮らしで、数年前に飼っていたコーギーを天国に見送ってからは新しい家族を迎えることはありませんでした。
近年母親は体調を考えてパートを辞め、コロナ禍もあり、いよいよ外に出る機会も無くなっていました。

きっかけは9月中頃、夜中に台所の外から鳴き声が聞こえてきて、はじめは迷い込んできたのかと思ったもののいつまでたっても鳴き止まず、台所に近づくと気配を察しまた鳴き始めていたそうで。
雨も降っていたので様子を見に行ったところ、臍の緒がついた、拳1つほどの小さな猫がいました。
到底人が入ってくる場所ではないので、おそらく親猫が戻ってこれなくなってしまったのではないかと思います。
その後急いで動物病院につれていき、どうするかを考えて、一緒に暮らす決意をしたそうです。

弟は昔、迷い猫を救えなかったことがずっと脳裏に残っていて、その時のことはこれでどうにかなるものでもないけど、どうしても助けたかった、との事でした。
また、以前犬はいたものの、猫のそれも仔猫からの世話は大変で、特に母親はツラそうでもあったのですが、それ以上に活き活きとしていて、勝手におばあちゃんになったつもりで小さな家族の世話を続けています。
仔猫は元気に大きくなり、今ではすっかりネコチャンの姿形をして家中を暴れまわっているそうです。
私は実家との連絡の頻度も増えて、母親からのメールは仔猫の写真が添付されてくるようになったりして、同時に実家の状況も前よりずっと知れるようになりました。

小さな家族がやってきてくれたおかげで実家の中が少し明るくなって、また離れている私と実家を繋げてもくれました。
悪いことを言うなら、私がコロナ禍のおかげで実家に帰れず仔猫に会えないことですが（泣）、今はちょっとだけ彼に実家のことを託して、安全に確かに毎日を過ごさせていただいています。
うちに来てくれてありがとう。会いにいけるようになったら思い切り伝えさせてね。

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