緊張の現場!案件
私は北海道に住んでいたので、遠くに行く時には必ず飛行機に乗らなくてはいけなかったのですが、飛行機が苦手なので、毎回怖いなーと思いながら乗っていました。
だいたいは何事もなく着陸するのですが、出張で一人で乗ったその日はとても天候が荒れていて…。
「低気圧の影響で揺れることが予想されています」と最初からアナウンスがあったので、覚悟はしていたのですが、離陸からかなり揺れて脂汗が出るほどでした。
「上空に行って水平飛行になればおさまるハズ…!!」と思っていたのですが、かなり上に上がっても、まだ「ゴーーー!!!」といういつもとは明らかに違う音を出しながらガガガガー!!と揺れています。常に飛行機に何かが当たってくるかんじで…。
どうやら低気圧の雲が続いていたらしく、揺れはおさまらず、ずーっと体全体に力が入って固まったまま、ヒリヒリと緊張状態…。たまに乱気流に入り「ズドーン」と落ちると女性の悲鳴が…。
私は怖すぎて声も出なくなり、硬直…。
千歳から神戸まで、1時間ちょっと、ベルト着用サインが一度も消えることなく着陸しました。
ずーっと緊張状態だったので、着陸後はぐったり疲れていたのでCAさんに「大丈夫ですか?」と心配されてしまいました。
飛行機は何度も乗っている方ですが、あんなに怖かったのはその時だけなので、もう二度とあんなヒリヒリ体験はしたくないです…。
どさんこマルコ
女性/44歳/北海道/会社員
2020-12-22 16:56