本日の案件
緊張してヒリヒリした件。
友人の結婚式での演奏を頼まれました。
新婦がボーカル、ギターの友人とピアノの私。
友人夫婦が出会うきっかけになったアーティストの曲を、アコースティックアレンジで弾くことになりました。
ギターの友人と二人で練習を重ねて当日。
リハーサルもあるということで、普通の招待客より早めの入りで、この時点でドキドキ。
しかし、会場の手違いで準備が整わず、ピアノすらこない。
リハーサルができないまま時間が過ぎていき、
そうこうしているうちに、受付を済ませた
招待客がゾロゾロと入ってきました。
どんどん増す緊張。
さぁ、楽器の準備ができた!…と思ったら、
別の人達が案内されたではありませんか!!
なんと、私達とは別に、新郎の知人のセミプロの方々が、華麗にジャズのリハーサルを始めました。
もう涙目です。
そして「そろそろ新郎新婦がまいります!」のアナウンス。
慌てた私達は、一声かけて、演奏を頼まれてることを伝え、機材チェックだけしたところで、披露宴が開始となりました。
いざ、私達の出番。
司会の「新婦のご友人、最高のギタリスト●●さんと、最高のピアニストのまりんこさんの演奏です」と案内され、
「もうやーめーて!!!」と思いつつピアノの前へ進み、緊張で全身が震えたまま、演奏。
結局、演奏はどんな練習よりボロボロでした。
素敵な演奏で祝福してあげられなかったのが
申し訳なくて、出番後の歓談の時間に、お手洗いでこっそり泣きました。
あとで、新婦にお詫びをしたのですが、
みんなに「すごいよかったよ!感動した!」って言われたよ。どうか気にしないで。ありがとうね。と言ってくれました。
みんな新婦の歌しか聴こえてなかった事に少し安心しましたが、ヒリヒリしっぱなしの1日となりました。
もっと、本番に強くならなくちゃなと心に誓いました。笑
まりんこ
女性/43歳/神奈川県/会社員
2020-12-22 17:55