人生のギャンブル案件 〜あの行動は賭けでした！〜

本部長、秘書、お疲れ様です。
私のギャンブル案件ですが、それは妻との結婚でした。20年前に結婚しましたが、当時私は目の難病を抱えていました。網膜色素変性症という、中途失明になる難病でした。妻と結婚する前は、まだ視力が残っていたので介護福祉士として働き、妻を食べさせていける自信がありました。ですが、いつ失明するかわからない目の難病ですから、職を失い生活できなくなるのでは無いかという不安は付きまとっていました。そんな中、私は妻とのデートを重ね、自分の目の難病により失明するかもしれないことを伝えてきました。「あなたの人生の半分を、私のために使ってしまうかもしれない、それでも私についてきてくれますか？」と妻に伝えると、「はい」と二つ返事があったのです。そのときの妻の覚悟を受け止めて、私は結婚することを決めました。そして今は、失明し指圧師に転職しましたが、離婚することも無く、ギャンブルの勝ち組となっています。

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