案件
人生をちょっと変えた曲は、カネコアヤノさんの「明け方」です。
大学の通学時間に、この曲が収録された燦々というアルバムをずっと聴いていました。家族との関係の悪化や、就活への迷い、年金や奨学金といった金銭面への恐怖など、将来への不安が募りに募って、日々涙を流すような辛い時期がありました。そんな時、この歌の「必ずいつか終わるのさ それならもっとふざけていてよ 上手に笑えるようになんてなるな」というフレーズをおまじないのように唱えていました。
辛いことも、嬉しいことも、必ず、いつか終わってしまうという事実。だからこそ、辛さを後ろ向きに捉えるのではなく、今の感情全部を認めて、怒ったり笑ったりしていたいと思えた曲です。
どすこいデイジー
女性/26歳/千葉県/会社員
2021-01-12 18:52