ぶるぶる案件
学生の頃、名古屋に住んでいたのですが、
名古屋は夏暑く、冬めっちゃ寒いんです。
僕はお金がなかったので
暖房器具は買わずに
ありったけの洋服を着て、
実家から母が送ってくれた
布団乾燥機で暖をとっていました。
しかし、電気代が半端なくかかり
しまいには電気を止められる始末。
なので、冬の間はコタツのある友人宅で夜遅くまで温まってから
夜中家に帰り、震えながら寝るという修行みたいな生活をしていました。
二年目の冬は学習して
暖房のあるバイトを夜中に
する事にしました。
ガソリンスタンドだったのですが、
凍りそうな水でタオルを洗ったり
ヤンキーによく絡まれたり
あんまり暖かくもなく
色々と大変でしたが、
毎朝、夜明け前にスタンドに
来る、移動居酒屋屋台のおじさんが
余った焼き鳥をくれるので
それだけが癒しでした。
寒空の中、震えながら
食べる焼き鳥は美味かったなぁ〜
クオーレ
男性/53歳/神奈川県/会社員
2021-01-13 16:40