夢
Audee はまだ聴いてません(笑)
『映画とは監督が見た夢をフィルムに写したものである』
といったことは、心の師 押井守監督の作品あたりでは普通の感覚であるから、ヱヴァを観ても、些末な設定やストーリーとかわからないことは多いけど、それはどうでもいいんだよね。
その押井さんも、昔インタビューで
「庵野が『キリスト教について教えて欲しい』と聞きに来たから、いろいろレクチャーしたことがある」と言ってましたが。
大親友である樋口真嗣(シンジ)監督との関係性とか。
市川崑、岡本喜八、実相寺昭雄、本多猪四郎、円谷英二といったヱヴァの中にオマージュやパロディとして織り込まれている古い日本映画の監督作は、自分も庵野さんとはほぼ同年代だから、子供の鴇にゴジラやウルトラマンの特撮にまみれて、普通の映画好きに成長したオジサンなら分かる範囲。
それらを引算すると、あとは監督の心象風景と、なんとなくの人間関係だけが残る、
大事なことは、
「なぜ、その夢を見ちゃったか」と、
「なぜ、その夢を映画にするのか」ということだけ。
庵野作品も、押井作品も、宮崎作品も、
『わかる』ことや『面白がる』ことを最初から放棄した上で楽しんでいる、
という沼にいる40年くらい(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2021-01-30 06:53