本日の案件
皆さんお疲れ様です。
本日の案件ですが、私は値段ウン百万円の機械に振り回された事があります。
私は仕事で、建物の解体現場で飛び散る石綿(いわゆるアスベスト)の量を分析する業務を担当しています。
アスベストは、約5μmという人間の毛細血管よりも細い繊維なので、特別な顕微鏡を使わないと判別する事ができないのです。
ある日、急ぎの分析依頼があって職場に持ち込まれた検体がありました。明らかに繊維がたくさん含まれていたので、その顕微鏡で見ようとしたところ、何と画面が真っ暗に。何度電源を切り替えても画面が真っ暗。
「明日までに結果報告をしてほしい」と言われていたので、慌ててメーカーに問い合わせ。「電気を流す金具の部分の接触不良かもしれない」と言われたので、メーカーさんに応急処置の方法をメールで教えてもらい、工具を使って自分で何とか修理。電源を入れたところ、何と画面が復活!メーカーの担当者さんにお礼を言った後、急いで測定をして何とか結果報告に間に合わせる事ができました。
本当だったらメーカーの方を呼ばないといけなかったのですけど、先輩からは「初めて使う顕微鏡で自力で修理するなんて凄いね」って言われました(笑)
☆陸上バカ☆
男性/35歳/福島県/公務員
2021-02-02 19:16