今日の鼻歌
【 スペイン / アル・ジャロウ 】
確か、グラミー賞のポップス部門とジャズ部門とR&B部門の3部門で《年間ベスト・ヴォーカリスト賞》を獲ったことがあるのは、アル・ジャロウだけだという話。
あとは、マライア・キャリーがポップスとR&Bの2部門を獲ってるくらいだが、アルは年度によって同時にジャズとポップスの2冠に輝いたこともあるらしい。
当然『歌』の話だから、聴衆にとって好き嫌いはあるだろうけど、音域や表現力、スキャットの技術において、稀代の名人であったことに異論はないでしょ。
そのアル・ジャロウが、ジャズピアノの名手チック・コリアの名曲【スペイン】をカバーしたことがありました。
メロディはもちろん、ソロパートまで、ピアノの演奏を、歌で表現するという。変態っぷりwww
もう、わけわからん(笑)
評論家には評価の分かれるところ「いくら高速で歌えるからといって、アルは音を詰め込みすぎではないか」と。
もちろん、好き嫌いは個人の自由だが。
結果、アル・ジャロウのスペインは、アルの最大のヒット曲となり、ライブでも一番 お客さんを盛り上げるナンバーになった。
そんなアルももういない。
チック・コリアも旅立った。
お疲れ様でした( ´∀`)
それでも名曲は残る。
30年前にチケットを取り損ねた日本の野外フェスの動画でアル・ジャロウのスペインを観る、ワタシ。
良い時代です(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2021-02-21 22:26