まさかのばったり案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さんお疲れ様です。
本日の案件ですが、私が学生の頃の話です。
バイト先の同僚がプロボクサーだったので、バイト仲間と後楽園ホールに試合の応援にいきました。
試合は残念ながら負けてしまったのですが、帰ろうと客席からエレベーターに乗った際に、一緒に乗り込んできた小柄なおじさんが…
輪島功一さんでした。
『応援してた友人が負けてしまったんですよー。』
と思い切って話しかけると、
『アイツはなぉ、フックが足りねぇよ。』
『右フックってのはなぁ、こうやって打つんだよ!』
とつぶやきながら、瞬時にファイティングポーズを取るやいなや、パァン!パァン!と
私の肩に高速の右フックを2発繰り出し、エレベーターから颯爽と去っていきました。
私も10年ほど武道をかじった身だったのですが、小柄なおじさんが放った拳は瞬きより速く、そしてその身のこなしはしなやか、かつ獰猛でした…。
やはり世界を制した人ってのは、すごいですね。
エレベーターから出口に消えていく後ろ姿が今でも目に焼き付いています。
飛ばない豚なのでただの豚
男性/41歳/東京都/団体職員
2021-03-03 14:58