まさかのバッタリ案件
もうかなり昔の淡い思い出です。
中3の冬、受験が近付いていたある日曜日の夕方、どうしても欲しいCDがあり、息抜きにと駅のCD屋ショップににCDを買いに行きました。父が、仕事終わりの母を迎えに行くと言うので父に車で送ってもらいCDを買う間、待っていてもらいました。
すぐに済ませるつもりでCDショップに入ると…
その時大好きだった男の子とバッタリ!!!
嬉しくて舞い上がって話し込んでしまい、そのまま一緒に帰ることになりました。
まだ寒い雪道を、話しながらゆっくりと歩きました。お互い好意を持っているのは気が付いていたので、もっともっと話していたかったけれど、まだ受験も終わっていないし、お互い風邪を引くわけにはいかないので、私の家の前で「じゃあね」と言い合って別れました。
「あーーー、あんなところで会えるなんて!!」と家に帰ってからもドキドキしていました。
すると父が帰宅…。
その時に父を放置していたことに気が付きました。
連絡も無しに、いつまで経っても車に戻って来ないから、母を迎えに行く時間もあるし、仕方なく帰って来た、と。
父にはかなり怒られましたが、中学生の頃の淡い恋の思い出です。
どさんこマルコ
女性/44歳/北海道/会社員
2021-03-03 17:22