淡い思い出案件 〜この時期が来ると思いだすあの出来事〜

本部長、秘書、お疲れ様です。
私の淡い思い出案件ですが、介護福祉士として病院勤務をしていた15年前のことです。夜勤をしていたのですが、一緒に働いていた看護師さんが美人で、話しやすく、以前から気になっていました。ですが、当時私も看護師さんも共にパートナーがいるので、恋愛に発展することはありませんでした。一人の尊敬する女性として、一緒に仕事をしていました。朝5時になった頃、病室の患者様のおむつ交換をして、ナース室に戻ろうとしたときでした。奥の方で「ねえ、ちょっと来て」と看護師に呼ばれたので、私は患者様が急変でもしたのかと思い、急いで看護師のところに駆けつけました。「どうしましたか？患者様は？」と、私が声を掛けると、「雪が降ってるよ、きれいだね」と、その看護師さんが窓の外を指さし、私に話しかけたのでした。私は、その雪の降る光景をうれしそうに眺める看護師さんの横顔を見ながら、「驚かさないでくださいよ、誰か倒れたかと思いましたよ」と話していました。「だって、あまりにも綺麗なんで、見せたかったんだもの」と、看護師さんに言われたとき、なんだか胸がキュンキュンしてしまいました。そして、二人で2，3分ほど雪を眺めていましたが、それはまるで恋人同士が雪を見ている雰囲気で、肩でも抱けていれば、告白でも出来たかなと思いましたね。そんな中、少しだけ恋人気分に浸れた出来事でした。

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