社員掲示板

本日の案件「淡い思い出」

皆様お疲れ様です。

本日の案件に関して、淡いというより、すこしつらかった思い出の話です。

私は10年前、2011年に高校を卒業しました。
高校の卒業式は、東日本大震災の3日後でした。

続々と明らかになる被害、余震への不安などから自粛が叫ばれ、
卒業式は超短縮モードで何とか実施されましたが、
友人や恩師とゆっくり別れの挨拶をする時間はありませんでした。
その後大学に進学しましたが、入学式は中止になりました。

私は、自分と同世代の方も含め、たくさんの命が失われたという事実が受け入れられず、
ふさぎこんでしまい、せっかくの大学生活をなかなか楽しめませんでした。
今でもそのことを後悔していますし、正直、タイミングを恨んだこともあります。

今の若い方たちも、同じような状況にいらっしゃるかもしれません。
集まれない、友人に会えない、卒業旅行もできない、思い出も作れない…。何をしていてもどこか後ろめたい、などなど。
若い時が無為に過ぎ去っていくように感じて、とてもつらいと思います。
そしてそう思うことすら贅沢だと言われてしまうかもしれません。

確かに、失われた青春は戻ってきません。
でも、いつか、すべて含めて自分の人生だ!と言える日が来ると思います。
生きている限りは、何歳で何をしたっていいのです。
今やりたいことは、コロナが落ち着いたらできる!と信じて、
どうか、健やかに過ごしていただきたいです。

以上、思い出とメッセージ?でした。
長文失礼しましたー!

晩夏

女性/32歳/東京都/ライター志望
2021-03-04 08:47

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。