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お疲れ様です。
この時期になると思い出すのは、高校時代の卒業式。ただ、自分の時ではなく、憧れだった先輩の時のことです。その先輩に私は一方的に気になっていました。朝の通学時間の電車の中で、いわゆる一目惚れ。数ヶ月経ってその人はひとつ上の先輩だと知りましたが、自分から話しかけようとか、ましてや付き合いたいなんてこれっぽっちも思いませんでした。今思えば好きだったのかも分かりません。ずっと誰にも言わず、心の中で「今日もかっこいいなぁ」と眺めるだけでした。その均衡が破れたのは、先輩が卒業するタイミング。私は寂しくてついぽろっと友人に先輩の存在を話してしまったのです。そうしたら友人は面白がって「先輩に告白しなよ!第二ボタンくださいってお願いしな!」とまくし立てたのです。私はそんな気は1ミリもありませんでした。毎朝眺めるだけのキラキラした思い出。それで留めたかったのに、友人は卒業式の日に先輩のクラスに押しかけ、「この子が話したいことがあるみたいで〜」と呼び出し、「嫌だ」と言っているのに無理やりその場をセッティングしたのです。先輩にとっては見ず知らずの後輩。近くの影でニヤニヤ眺める友人。「ええい」と思い「ずっと好きでした!思い出に第二ボタンください!」と伝えました。結果は「ごめん、彼女に渡すんだ」と言われ、惨敗。彼女がいることは知りませんでしたし、言ってしまえば知りたくありませんでした。友人は「残念だったけど、言えてよかったね!」と励ましてくれましたが、正直ありがた迷惑感が半端なかったです。今でもこの時期になると思い出して「あーあ…」という気持ちになります。

えりっく

女性/30歳/富山県/会社員
2021-03-04 17:54

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