今日の鼻歌
【 帰ろう / 藤井 風 】
ある人が、犬の精神性について語るに
『それは諦観の念である』という一文を読んだことがあります。
人間界においては「諦める」というと「この根性なし!」ということになりますが、犬のもつ諦観の念とは、ごく当たり前に、あるがままを受け入れること。その中で『抗いがたい死』に直面するその時まで、生きることに全力ということです。
温かい家庭にもらわれようが、虐待まがいの厳しい環境に置かれようが、全力であることに変わりはなく。
それもまた犬が好きな理由のひとつ。
愛し合う二人がいつの間にか、争い罵り合い、互いの存在を疎ましく感じたり、それでいて、失くしてみて初めて気がつく大切さであったり。「あれほど愛し合った二人なのに…」と、覆水盆に返らない人間の愚かさ。
だからその前に、
私から先にすべてを忘れてしまおう。
何も欲しがらず、すべてを与えて、何ももたずに帰ろう。
キッパリ (。-∀-)
そういう歌かなーと、思いました(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2021-03-07 22:32