私の10年案件
皆様お疲れ様です。
10年前の今頃、ムスコの幼稚園入園を翌月に控え、不安な気持ちで一杯でした。
3歳児健診で多動だと言われ、市の障がい福祉課の方と面談するよう言われたのです。
前々から「この子何だか変、何かある」と思っていたものの、周囲からは「男の子ってそんなもの」とか「上が女の子だからよ、気にし過ぎ」の言葉に、自分の気持ちを口に出すことがだんだん出来なくなりました。
市の職員、臨床心理士と面談を重ね、自分がムスコに対して抱いていた違和感が肯定され、その年の秋から療育施設に週1回通うことになり、園からの要請で加配の先生を付けてもらうことにもなりました。
幼稚園、小学校の担任の発達障がいへの理解の差に苦しむこともあったけれど、ほとんどがこちらからの配慮のお願いを聞いていただけ、ムスコ本人が楽しく通園、通学出来たことが何よりです。
私も療育施設で鍛えられ、幼稚園で他の保護者にムスコのことを気軽にカミングアウトしたことで、同じような子を持つ保護者と繋がることが出来、支え合って成長を見守ることをしています。
本人の努力ももちろんあるけれど、その時その時に出会うべくして出会えた方々に、助けていただいた上で、親子共々ここまで来れた10年なんだな~と改めて感じます。
皆さん、ありがとう(^o^)/
サファイア
女性/57歳/神奈川県/自営・自由業
2021-03-09 11:19